韓国の歯科事情〜その③｜東京皮膚科・形成外科

 

今回韓国での取材を通して、一番驚いた事はやはりその技術面です。

 

まずは先日TVでもオンエアされた矯正治療用の３Dレントゲン写真です。

 

 

 

通常の歯科用レントゲン写真とセファロ写真（横からのレントゲン写真）を撮った後に

顔の写真を３６０度全ての方向からスキャンされます。

 

そして今の顔写真と、

矯正して歯を動かした後のシュミレーション写真を比較してくれます。

 

矯正治療後の、歯が綺麗に並んだ模型を患者様にお見せするクリニックは日本でも多いのですが、

歯だけでなく、見た目がどう変わるのか、

例えばどのぐらい唇が凹むのかや、顎はどのぐらい出るのかなど、

患者さん目線で分かりやすく見せてくれるので、日本も今後取り入れて行くべきだと思いました。

 

 

また、更に驚いた事はマウスピース矯正をする際に、

初めの一回だけの来院で後はクリニックに来る必要がないそうです。

 

 

これはどういう事かというと、

最初の一回だけ歯型を取り、それをパソコン上でスキャンします。

 

 

 

 

 

 

そして特殊なソフトを用いて、歯が何ミリ動くか想定し、

それを３Dプリンターで削りだします。

 

 

 

↑これは日本初公開だそうです！！

 

そして削り出された歯型の模型上で新しいマウスピースを作り、

それが自宅に届きます。

 

歯が綺麗に並ぶまでこれを繰り返し、

月に１回マウスピースが届くそうです。

 

 

 

なので日本人が歯科矯正がとても安い韓国で矯正を初め、

あとは日本の自宅にマウスピースが届くのを待つという患者さんが増えているそうです。

 

 

これはすごいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも色々な国の歯科事情について学んで行きたいと思います。

 

 

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