ツボ外来　宇宙（星）と鍼灸｜東京皮膚科・形成外科

ツボ外来です。

東京都現代美術館で行われているミッション「宇宙×芸術」展、東京ドームで始まったTENQ宇宙ミュージアムに行ってきました。かなり濃い内容で皆さんにおススメです。幕張メッセでも宇宙博が開催され、今年は宇宙ブームのような気がします。

そういえば当クリニックには岡田宇広先生という、広い宇宙を連想させる名前をお持ちの先生もいらっしゃいますし、その繋がりからか岡田先生は鍼灸も併用して治療を行っています。

というのも、皆さん、宇宙 (星) の話は鍼灸ともつながっているのを御存知でしょうか？

古代の中国の思想家は人体を小宇宙とみなし、大宇宙である天との相関関係を説き、天人合一思想という概念を作り出しました。鍼灸学校では入学すると、まずこの理論から始まり様々な東洋医学の考えを学びます。

古代中国では天文学、風水学が発展しました。鍼灸は易の考えの流れにありますが、天文学や風水学の影響もあったようです。ツボの名称の由来には様々ありますが星の名から来ているものもあります。特に古代中国では北斗七星に注目していたようです。

また、ツボの名前には山、海、谷、丘、泉などがついているものが多く、人体を地球とみなす風水の考えからの影響もあったようです。

鍼灸治療の活動をしていると、人間は本来、自然界のあらゆる存在と氣というもので繋がっている存在であり、そのつながりから離れてしまうと身体を守る力が失われて病に至る、という考えにつよく共感します。

ビートたけし氏は「ほしのはなし」という自身の作った絵本で、人はみんな自分の星をもっていると書いていますが、ツボというものも身体が不調の際に現れる、その人を治癒へ誘導するための独自のスイッチのようにも思えます。

皆さんも、是非、ツボ・鍼灸外来へご自身の星（ツボ）を見つけに来てくださいね。

ツボ・鍼灸外来
奥 富行

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