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東京皮膚科・形成外科 歯科医師 櫻井千春

櫻井千春ブログ

歯科医師櫻井によるブログです。歯やお口のことだけでなく、美容や健康についての様々な事をご紹介しています。

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歯ぎしり

 

 

 

歯ぎしりでお悩みの方は多いと思います。

 

そんな歯ぎしりを治す方法はあるのでしょうか?


そもそも、歯ぎしりは歯のこすり方によって種類がわけられています。

 

1 歯をこする動作(グライディング)
キリキリ、ギシギシと言う音がし、睡眠中に無意識に行います。

一般的に歯ぎしりというとこのことです。

 

2 上下の歯をカチカチと噛み合わせる動作(タッピング)

 

3 歯を食いしばる動作(クレンチング)
これは睡眠中だけでなく、起きてる時にも無意識に行なっていることが多いです。

緊張したときや悔しいとき、ストレスのあるときなどに歯を食いしばることがありますが、

この状態では歯と歯が直接かみ合いロックされた状態になっています。

 

この状態が長く続けば過大な力が歯や顎にかかり、さまざまな症状を引き起こします。

 

歯周病を悪化させる、かみ合わせがずれる、知覚過敏、唾液が出にくくなり口臭の原因になることもあります。

 

また、顎関節症の原因にもなります。口だけじゃなく、体の症状として肩こり、腰痛、耳鳴りなども起こり得ます。

 

食いしばりは、奥歯から顎や首にかけて極度に力が入っている状態で、緊張やストレス、幼いころからの癖が原因と考えられます。

無意識に力が入ってしまうのです。

 

通常、上下の歯が接触する時間は食事時間を含めても一日15~20分程度です。

それ以外の時間は、上下の歯には数ミリ程度の隙間ができています(安静位空隙)。

 

噛み締め癖のある人は、

この隙間が空いているかどうかを、意識し、自覚するといいでしょう。



<歯ぎしりの健康危険度チェック項目>
○ 朝起きたときに顎がダルい
○ 歯の詰め物がよく外れる
○ 冷たいものや熱いもので歯がしみる
○ 慢性的な肩こり、または頭痛がある
○ 歯並びが悪い
○ ストレスが多い

 

通常の状態で3つ以上当てはまるのであれば、健康上問題のある歯ぎしりの可能性が大です。


当院では

歯ぎしりの治療には、かみ合わせの治療や、マウスピースの装着をおすすめしております。

 

不適切な詰め物や被せ物の高さの調整をした後、

個人に合ったマウスピースを作製します。

 

写真

マウスピースを装着する事で、歯ぎしり自体を防止するという訳でなく、

上下の歯の間に挟み込む事で、クッションの様な役割をしてくれるのです。

 

 

また、歯ぎしりをすることによりエラ張りの原因にもなります。

これは歯ぎしりによって、噛み締める筋肉(咬筋)が

そこで当院ではエラ張りの気になる方に、マウスピースによる治療と同時に、

咬筋へのボトックス注射の併用をおすすめしております。

 

詳しくはコチラです

 

 

また、歯ぎしりを予防するためには、

日中にストレス解消を心がけ、顎、口のまわり、頬の力を抜くこと、

また、筋肉のマッサージによって、

口のまわりの筋肉や首まわりの筋肉のコリを緩和することにより顎の筋肉の緊張を抑える効果があります。

 

 

歯ぎしりでお悩みの方は一度ご相談下さい。

東京皮膚科 形成外科

0335458000

 

 

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