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東京皮膚科・形成外科 歯科医師 櫻井千春

櫻井千春ブログ

歯科医師櫻井によるブログです。歯やお口のことだけでなく、美容や健康についての様々な事をご紹介しています。

美しい唇へ 唇ヒアルロン酸

赤ちゃんの歯はいつから出来るのか

 

 

みなさまこんにちは!

 

今日もすごくあついですねー!

 

世間は夏休みなので

お子様の歯の治療をする機会がすごく多い、今日この頃です。

 

 

赤ちゃんの歯って、お人形の歯みたいで本当に可愛いですよね〜☆

 

 

そんな赤ちゃんの歯が初めて生えてくるのは

生後6ヶ月くらいです。

 

しかし

『乳歯の芽』は

既に妊娠6週から、出来始めています。

 

 

さらに妊娠14週では

『乳歯の芽』だけでなく

既にこの時期に『永久歯の芽』も作られ始めるんです!!

 

 

 

永久歯が実際に生えてくるのは6才くらいなのに

この時期からもう作り始めているなんてびっくりですよね!

 

 

なので

子供に永久歯が生えてきたら気を使えばいいわ!というわけでなく

 

妊娠中のママさん達の栄養がお腹の中の赤ちゃんの一生の歯の強さを決めるというわけなんです。

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なので
妊娠中は栄養のバランスの取れた食事をとるように心がけて頂きたいです。
中でもとくにカルシウムの摂取は一日1200mgを目安にすると良いと言われています。
牛乳だと一日に400〜600mlに相当します。

 

その他には
たんぱく質、リン、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどの栄養素を含む食品をバランスよく取ると
歯がしっかりと成長すると言われています。

 

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例えば

 

歯の石灰化(成熟して固くなる)の為の栄養は

カルシウムとリン。

 

歯の基礎の為の栄養はたんぱく質。

 

歯の表面のエナメル質の土台となる栄養にはビタミンA。

 

 

歯の表面の一層下の象牙質の土台となる栄養にはビタミンC。

 

カルシウムの代謝や石灰化の調整にはビタミンD。

 

などなど・・・。

 

こんな風にしっかりとした歯が育つには

様々な栄養素が必要なのです。

 

ここで

栄養素が多く含まれる食品を一部ご紹介しますね。

 

カルシウムが多く含まれる食品・・・ひじき、チーズ、しらすぼし

 

リン            ・・・米、牛肉、豚肉、卵

 

たんぱく質         ・・・アジ、豆腐、卵

 

ビタミンA                                     ・・・レバー、ほうれん草、人参

 

ビタミンC          ・・・サツマイモ、ほうれん草

 

ビタミンD          ・・・バター、卵黄、牛乳

 

 

これらの栄養摂取は大切ですが、つわりの時期はあまり気にせず食べられるものを食べ

安定期になったらバランスの良い食事を

よく噛んでとる事をおすすめしています。

 

散歩などの軽い運動や

ストレス解消法を見つけ

楽しく充実した妊娠期を過ごして下さいね。

 

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